ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、神ゲーを超えた何か
このゼルダは全てのゲームや全てのオープンワールドをブッち切りで超越したのだ!
…スミスさんの語彙不足につき、DIO様の名言を引用・改変させて頂きました。
まぁ、オープンワールドはMGS5とゼノブレイドクロスくらいしかまともにやったことない私ですが、それでも言い切っちゃっていい。ブッチギリで面白い!
ゼルダって良くも悪くも古臭い作りのゲームで、そこが支持されてるポイントでしたけど、ここにきて一気に垢抜けた!任天堂はとんでもないゲームを作り上げましたねー。
色んな要素が影響し合う掛け算の遊びとは全くその通りで、自由度がハンパじゃない。
個人的に感動したのが、薪と火打ち石があればどこでも焚き火を作れることね。普通ああいうのって特定のスポットに用意してあるもんじゃん?ゲームとしての懐が大きすぎる。
そして、何気なく焚き火のそばで弓を構えたら矢が燃えたことね。もちろんそのまま燃える矢として撃てる、と。今まで謎解き用に燭台に火を灯す、というギミックで用意されたことはあったけど、それは限定的なシチュエーションの話。
今作はどこでも燃える矢を作れて、しかも敵を燃やすだけでなく草花とかを燃やしたりとまた応用範囲が広いのなんのって。これをごく当たり前の事のようにやってのけてしまう今回のゼルダのクオリティに戦慄すら覚えたね。
これらの例だってほんのごく一部のことでしかない。「こんな事まで出来るのか!」ってことだらけですよ。出来そうなことやってみたら全部出来ちゃいましたパターン。ヤバイヤバイヤバイ!
それと、グラフィックの美しさもヤバイ。
PVの時点でキレイだなー、センスあるなー、と思ってましたが、実際にプレイするとなんかもう別次元のキレイさやね。スミスさんは既に結構な時間プレイしてますが、それでも時々なんでもないはずの場所でもため息出るくらい見入ってしまうことがあります。美しいというか、原風景というか、心が洗われます。光の加減や風、雨の表現が美しすぎる。もはや肉眼よりキレイ。
パラセールによる滑空が加わった三次元的なフィールドの広大さがヤバイ。誇張抜きで探索が終わらない。着の身着のままの冒険感がハンパない。まさにワイルド。
今までのゼルダ的ダンジョンな試練の祠は、新たに物理演算が加わったことにより解が一つじゃなくなった。色んなアプローチで解けるようになり、これまたアクセントになってます。実際スミスさんもこれが用意された正解じゃねえなっていう力技で解いたことあります。
良さをあげればキリがないブレスオブザワイルド。
昔はゲームをやっていたが今はやらなくなかった知人に見せてみたところ、久々にハードを買うか検討するほどのレベルで心を鷲掴みにすることに成功。こういうのが持ち運べるスイッチの利点よね。
ゲーマーを名乗る人はもちろん、ちょっとでもゲームに興味ある人はマジで遊んでみてほしい。ブレスオブザワイルド、歴史的傑作です。断言します。
これを超えるゲームの姿はちょっと想像がつかない。