スターフォックス ゼロ
発売にあたってオリジナルのショートアニメを差し込んでくる本気っぷり。またこれがすごくいいのよ。
一通りプレイしましたので、感想を。
スッゲーおもしれえええええ!!!さすが宮本マジック。
最大の特徴は、テレビ画面のビークルビューとパッド画面のコクピットビューの使い分け。そしてジャイロによる照準操作。
正直ね、なめてたよ。ただ単に俯瞰視点と主観視点を切り替えてるだけやん。そんなん珍しくもなんともないやんと思ってたよ。
それがさ、実際やってみたら凄かった。臨場感がやべぇ!
今作は、アーウィンは左スティックで移動しつつ照準はジャイロ操作で別々に動かすってことが可能になってまして。
攻撃を避けつつ照準を微調整するのはもちろん、慣れてしまえば戦艦の横を通り過ぎ様に撃ちまくるなんて芸当も。
この照準操作において、パッドの主観視点が活躍するわけですよ。普段はテレビのビークルビューで全体を把握しつつ、敵を捕捉したらコクピットビューで狙いを定めて撃ちまくる!これがたまらなく楽しい。
アーウィンのブースト・ブレーキ・宙返り・Uターン・ローリングは全て右スティックに集約。
これがね、まるでマニュアル車のギア操作やってるような感覚。
これにジャイロ操作が相まって、自分がホントに操縦桿握ってアーウィン操縦してる感がハンパないのマジで。
コクピットビュー見てる時なんてね、もはやアーウィンに乗ってるからね俺(錯乱)
特にスターウルフ戦が熱すぎる!曲のアレンジもカッコよすぎ!
この感動と興奮はねー、文で書いても多分伝わりきらないんだろーなー。自分も発売する前はそう思ってたからね実際。
なんだろうな、例えるなら自宅にいながらゲーセンの座席&操縦桿付きの戦闘機ゲーを擬似的に味わえちゃうとか?
あとは、誰かが言ってた擬似VRって表現が自分はしっくりきましたね。
他にもね、いつでもアーウィンから変形出来るウォーカーによる自由度とか、やればやるほどスコアが伸びていく秀逸なステージ構成とか、64版の名台詞連発とか、面白いとこ盛りだくさんでっせ!
短所としては、ジャイロ操作を使いこなしてもらうの前提で作ってあるので、ジャイロが苦手な人は厳しいでしょうねー。癖があるのは否めないからねジャイロ操作って。
でもあれよ、自転車乗れるようになるのと一緒よ。慣れるまでは大変だけど、一度覚えてしまえば手足のように扱えるようになるから。スプラトゥーンやってる人はスタフォゼロも飲み込み早いと思う。
ぶっちゃけそんな期待してなかったけど、蓋を開けてみたら予想をはるかに上回る怪作でした。
この新しい体験はスターフォックスゼロでしか味わえない代物やで!